とらドラ 全話 感想
2周目です~!いや~感慨深い。このアニメを最初に観たときはまだランドセル背負ったガキんちょでしたから...。
まだまだ私はガキですが、あの頃より心が成長していたのか号泣してしまいました。童心に帰って「ああ、オタクして10年くらい経つけどまだまだこれから先もオタクなんだろうな...オタク最高。」と実感させられました。今年の夏はガキの頃観ていたアニメを再履修する季節になりそうです。
中盤まででは予想できないくらい中身の詰まった後半。それぞれの想いが覚醒して少々ドロドロで尻上がりなアニメ。
こういうラブコメでありがちなんですが、やはり良キャラのみのりんやあーみんは報われないんですよね...。それに最後は良いサポート役に回っているのもまた胸が痛む...。みのりんは大河と、あーみんは大河とこの組み合わせが竜児関係で言い合いをすることがないんですよね。ここは少し不思議でした。あとラストがちょっと個人的には広げて欲しかったな~と言った感じです。作風的にもう少しわかりやすいハッピーエンドにしてくれてもよかったのに...。いつでも私を見つけてくれるっていう超良いシーンにコメディじゃなくて最後はラブコメらしくバチッと決めて欲しかったですね。
あと、あーみんは竜児に対する好きな気持ちを口にしないんですよね。こういうキャラは結構珍しいです。心の声でも好きと言うシーンが無かったですから。大河のことを思ってでしょうね。本当は一番最初に竜児に心を動かされたのはあーみんのはずなのに...。
ツッコミどころはたくさんありますがとにかく毎年このアニメを観たいです。思い出補正もあるのかもしれませんが、観たことない人には是非観てほしいですねー。
特に私と同じくらいの世代で当時観てた人、今すぐ観てください。きっと見方が変わるはずです。